忘れ去られた辞典

国語辞典の名語釈 (ちくま学芸文庫)


疲れのあまり、凡ミス連発。
いやぁ、頭が働かないと、見えてるはずのものも、
目に入らなくなってしまいますね。こわい。


車中のとも。
武藤康史国語辞典の名語釈 (ちくま学芸文庫)』(筑摩書房

山田美妙の『大辞典』が気になる。

『大辞典』の原稿を書き終えたあと、山田美妙は明治四十三年に亡くなった。『大辞典』はその二年後に出た。この冒頭には船越秋浦による「本書の竣成と著者に就て」が序文代りに掲げられている。


 あゝ、此の書は著者が十年心血を濺いだ最後の大著述――恐らく其の肉体は亡びて
 も其の精神の半は生きて永く此の書の中に存するであらう。


 しかし『大辞典』は今日ほとんど顧みられることがないようだ。

(p.58-59)

気になる新刊。
村上春樹1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)』(新潮社)
村上春樹1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)』(新潮社)
シトウレイ『日々是東京百景 tokyo 100 fashion guide (文化出版局MOOKシリーズ)』(文化出版局