数字も読み換えトレーニング
おつりを渡すとき、51円だと、
『イチローラッキー』と心の中で唱えてしまう。
メロディーはヌーブラヤッホー。
49円のときは、クロマティー。
読了。
飯間浩明『伝わる文章の書き方教室 書き換えトレーニング10講 (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房)
紹介されていたトレーニング、いろいろ面白そう。
しょっぱなは、夏目漱石の『我輩は猫である』の書き出しを、
「い」を使わないで書き換える、というお題。
「わたくしは猫である。名前はまだありません」
飯間先生には、「原文の妙に威張り返った感じ」を残して、
と指導されるかもしれませんが、こんなにも、
雰囲気がガラリと変わったことに、むしろ感心。
そのほかにも、「主語を使わずに書き換える」とか、
「一続きの文に書き換える」など、いろいろと面白い。
「感想を含まない文に書き換える」というところは、
学生時代に教わりたかった内容。
ツイッターで、飯間先生からリツイートいただく。
やはり国語辞典案内は、三省堂「国語辞典入門」*1なのか。
「いずれ連載再開の予定です」とおっしゃっていた。
期待しております。
と、いうわけで、現在のところ、
有力候補は三省堂のこれ。
車中のとも。
野上暁『越境する児童文学―世紀末からゼロ年代へ』(長崎出版)
岩瀬成子という作家のことが気になった。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
小林信彦『黒澤明という時代 (文春文庫)』(文藝春秋)
加納朋子『無菌病棟より愛をこめて』(文藝春秋)