cannot without BOOK
本を読みながら、うーむ、なるほど!
と思ってしまうとき、ときたま、「弱ってるな」
という気持ちになることがあります。
ま、素直にいただけばいいんだけどね。
読了。
内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち (文春文庫)』(文藝春秋)
あなたなしでは私はこのゲームを続けることができない。キャッチボールをしている二人は際限なくそのようなメッセージをやりとりしているのである。このとき、ボールとともに行き来しているのは、「I cannot live without you 」という言葉なのである。(p.272)
旅先で、持参の1冊を読み終えたときの、
「いやー、参っちゃったな、買いに行かなきゃ、だめかな?」
という、なんとも言えないよろこび。