早すぎる再読
車中のとも。
レイモンド・チャンドラー、村上春樹『ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)』(早川書房)
ラストの方のどんでん返しは、どうしても忘れられない。
忘れられないまま、読み始めてしまった。
だけどもどうしてどうして、面白い!
読み進めて行くうちに忘れられたらいいのだけれど。
前に読んだのは村上訳ではなかったのに、
今回読んでみて、あまり印象の違いがない。
というか、あんまり覚えてない。
忘れたいあの事実は覚えているのに。
だから、翻訳うんぬんでなく、
物語自体が面白いってことなんだね。
分厚くて、車内でがんばらなきゃだけど、
かぁなりワクワク読んでしまう。