読む気とやる気

やる気のスイッチ! (Sanctuary books)


ここ数日、自分のだらしなさにお叱りが殺到し、
少々、へこたれていたところでこの一冊に会う。


表紙の一番上には、
「昨日のやる気を、今日出せない人へ。」とある。
そう、僕もやる気満々だった日が、かつてあったのだ。(遠い目)
いやいや、ついこないだまで、そうだったよ!


随所にあるスイッチのマークもなかなか憎らしい。
簡単にやる気が出てしまいそうな雰囲気だ。
ぱらぱらめくるとピクトグラムと手書きタッチ、
余白もふんだんに使って弱った心を誘っている。
そして外国の写真。サンクチュアリズム。


参りました。


購入。
山崎拓巳『やる気のスイッチ! (Sanctuary books)』(サンクチュアリ出版)


帰りの電車の中で、帯、裏側の煽りにも、
まんまと励まされてしまう。
ああ、やる気、やる気、き、き。


読了。
内田和成『スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)』(角川グループパブリッシング


線を引き引き、隅から隅まで読んでやったわ。


問題意識をもって、情報をチェックすることが重要で、
その情報を整理したり記憶したりしなくていいのだと。
いったん持った問題意識すら忘れていい、という、
大胆な甘いお言葉に励まされながら、それでもついつい、
メモしたくなったりする。

大事なことは、自分のスパークしやすい環境・場所・条件を知っておくだろう。*1
あなたにとっての「そこ」はどこだろうか。わからないとしたら、まずはそこを見つけることが大切なのではないだろうか。
(p.167)


ここは、メモ欲をグッとこらえて、(←なぜ?)
次の文章へと移ろうか。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
いしいしんじ四とそれ以上の国』(文藝春秋
寄藤文平数字のモノサシ』(大和書房)
保坂和志書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)』(中央公論新社
ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2008年 12月号 [雑誌]』(ロッキング・オン
服部真澄わらしべ長者、あるいは恋 清談 佛々堂先生』(講談社
坂東眞砂子、磯良一『見知らぬ町 (Coffee Books)』(岩波書店
原田マハ、伊庭靖子『おいしい水 (Coffee Books)』(岩波書店


『書きあぐねている人のための小説入門』
これは、単行本を二回読んで、小説を書かなくても、
生きる助けになる、と感じた本だった。文庫版には、
創作ノートがつけられていて、より、「小説を書きたい人向け」
になってしまったようで、買うのがためらわれた。


『ROCKIN'ON JAPAN』SPITZ 老けたなー。
でも、いい感じよ。長らく新曲は聴いていないが。


『見知らぬ町』『おいしい水』共に、岩波書店の、
「Coffee Books」というシリーズらしい。*2
みたところ本のどこにもシリーズの説明はない。
シリーズの人気が出れば、コレクターが出るのにな。
というか、コレクター欲を刺激して欲しいよ。
刺激されたら、我慢するから!(むじゅん!)

*1:原文ママ→「おくことだろう」と思われ。

*2:http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/028171=/top.html