何かはあるか。

現代日本の小説 (ちくまプリマー新書)


気になる新刊。(いや、既刊でっしゃろ)
原研哉デザインのデザイン Special Edition』(岩波書店
噂に聞いたまま、実物にお目にかかっていなかった。
横組み。カラー写真多数。あとがきは、スペシャル用か?


車中のとも。
尾崎真理子『現代日本の小説 (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房

新人賞に応募する若い世代の社会への関心事を挙げれば、広がる所得格差、高齢化と少子化、地球環境、クローン人間をも可能にする科学技術、それよりまずは今日の気分、今日と同じくらいの明日、来年の、そこそこに充実した生活の維持なのだろう。それでも小説に書くべき何かはあるというのか。(p.11)


まだ、プロローグだよ。
面白い。