ゴイデア

フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)


気になる新刊。
森達也王様は裸だと言った子供はその後どうなったか (集英社新書 405B)』(集英社


なにやら昔話を肴にいろいろ語っているようだ。
目次には、いろんなお話のタイトルがならんでいた。
まあ、たぶん社会批評みたいな本なんだろうけど、
未来いそっぷ (新潮文庫)』みたいなパロディだったら、
いいのになぁ、なんて思う。


読了。
築山節『フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)』(日本放送出版協会

イデアを出すときに重要なのは、ゴミをいかに多く拾っているかということではないでしょうか。誰もが注目するような情報ではなく、本業からすると一見無価値に見える情報をたくさん拾っておいて、アイデアを求められたときにパッと組み合わせてみせる。発想の豊かな人は、そういうことをやっているのだと思います。(p.158)


これって、『嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書)』で書いてあった、
情報の放牧に通じることなんでないのかな?
『フリーズする脳』を読みながらも、
嶋氏の言ってた「片づけないひと」について、
なんとなく考えていた。そういえば、机の上が散らかっている方がいい、
とは書いてなかったような。アイデアを散らかすのも、
決められたノートの中に、だったし。しかもモールスキンの。
やっぱし、人それぞれの「秩序」は、あったほうがいいのかな。


それにしても築山節は、まっとうなことを言うなあ。
ちゃんとした人間になりたくなってしまうわいなあ。