関心の温度

希望の書店論


車中のとも。
岡崎武志読書の腕前 (光文社新書)』(光文社新書
H先生の決めつけには他人事ながら、胸がくもります。
そのあとの、中村先生ほか、たくさんの素敵な出会いがあり、
トータルではすばらしい先生との出会いがたくさんあったようで、
すごーくうらやましい。僕は、先生との心温まるエピソード、
あんましないんでやんすよ。


「まだインクと紙の匂いを残したままの真新しい教科書を受け取るときには、特別な感慨があった」
あるあるあるある!もう、それだけのために、もう一度、
学校に行ってもいいです、僕。もちろん、国語の教科書ね。
江戸川乱歩の「少年探偵」シリーズも、書影が紹介されてるバージョンが、
なんといってもコワくてさいこーだ。何年か前に下鴨神社の古本まつりで、
買ってしまいそうになったことがあった。


購入。
福嶋聡希望の書店論』(人文書院
鷲尾和彦『共感ブランディング 顧客の心を巻き込むポッドキャスティング徹底活用術 (講談社BIZ)』(講談社


こらー!はまぞう!『希望の書店論』の書影も載せてけろや!
四六ソフトの手に取りやすい版形で、福嶋聡の新刊登場。
劇場としての書店』もね、いいんだけど、
ハードカバーってことで、多少「本格感」が強い気がする。
もちろん、ソフトカバーで「物足りない感」を抱くヒトもいるかもで、
どっちもどっちなのかもしれませんが。
タイトルも、いいね。


ポッドキャスティング」「共感」の二つのキーワードで買った、
『共感ブランディング』。学生のころ、「共感が世界を救う」とか、
わかったようなことを考えていたのが思い出される。
関心キーワードがいくつか組み合わさると、購入するみたい、僕。
ふたつで買ったってのは、きっと「ポッドキャスティング」の温度が、
高かったからでしょうな。


世界に関心を抱いていたいものであります。


気になる新刊。(おお、おれの関心)
モハンマド=ホセイン・タバータバーイー『シーア派の自画像―歴史・思想・教義』(慶應義塾大学出版会)
石田博利『タレントになれる人、なれない人』(幻冬舎ルネッサンス
小泉和子昭和すぐれもの図鑑 (らんぷの本)』(河出書房新社
細川呉港 『草原のラーゲリ』(文藝春秋
米原万理『発明マニア』(毎日新聞社*1
生きるための文学 (Petite bibliotheque classique #1)』(プチグラパブリッシング
津堅信之アニメ作家としての手塚治虫―その軌跡と本質』(NTT出版

*1:[asin: 4620318051:title]