10年待てば
読了。
佐伯一麦『ア・ルース・ボーイ (新潮文庫)』(新潮文庫)
女の人(恋人)がいなくなっちゃう物語って、きついなあ。
特に、高校生くらいの男の子にとっては、ね。
『スタイリッシュ・キッズ (河出文庫)』とか思い出した。
『羊をめぐる冒険』や『ねじまき鳥』とかだと、
もっと年取ってるから男にも道がある気がする。
とはいえ、佐伯一麦のこの小説は、やたら前向きに終わってるんだが。
いつまで待てるんだろうか、っていう。切ないよ。
28まで、待てるかい?10年間も待てるかい?
もう一点、車中のとも。
樋口健夫『できる人のノート術 (PHP文庫)』(PHP文庫)