読物連鎖
気になる新刊・既刊。
福田淳『町の声はウソ (サテマガBOOKS)』(サテマガ・ビー・アイ)
町田康『真実真正日記』(講談社)
谷川俊太郎『谷川俊太郎 歌の本』(講談社)
『飛ぶ教室―児童文学の冒険 (第7号(2006秋))』(光村図書出版)
中島孝志『仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術』(アーク出版)
リプトンおいしい楽しい紅茶推進チーム『はずむ時間を、紅茶から。―Enjoy Tea Time Book』(旭屋出版)
『私の分だけ作る(2) ささっとひと皿ごはん (オレンジページcooking)』(オレンジページ)
ナカムラユキ『365日雑貨暦』(アノニマ・スタジオ)
平林美紀『sheep island』(新風舎)
購入。
『編集会議 2006年 12月号 [雑誌]』(宣伝会議)
いきなり登場するのが古本酒場コクテイル。
p.11には青山ブックセンターHMV渋谷店の情報が。
っていうか、もうオープンしてるんじゃないか!
p.12インプレスHDが山と渓谷社を子会社化。
今月の書店イベント情報(p.15)も気になる。
ABC青山本店では古屋誠一・小原真史トークショー。
古屋誠一の新刊『Memoires1983』ってなんだ?
さらにインプレスから『ひとつ上のチーム。』が刊行予定。*1
眞木準・副田高行・前田知巳トークショーは11月25日。
巻頭特集「2006編集・出版トレンドを読む」しょっぱなは、
売れた本のヒットの要因を編集者自ら分析。
ラインナップは以下の8つ。
- リリー・フランキー『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』(扶桑社)
- 東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋)
- 明橋大二、太田知子『子育てハッピーアドバイス』(1万年堂出版)
- 『大人の塗り絵』シリーズ(河出書房新社)*2
- 野口嘉則『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』(総合法令出版)
- 安田佳生『千円札は拾うな。』(サンマーク出版)
- 安部司『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社)
- 海老久美子『球児の体をつくる「野球食」レシピ36 (B.B.mook―スポーツシリーズ (382))』(ベースボール・マガジン社)
うーん、自分では読まないなあ・・・。
でも、こういう本がたくさん売れることで、
ぼくの大好きな本屋さんたちが生き残れるわけで。
欲しい人は、ひとり10冊くらい買ってくれ。読まなくていいから。
新編集長紹介、p.64にはハヤカワ演劇文庫の鹿児島有里氏。
「安くて読みやすい演劇文庫で芝居文化を日本に根付かせたい!」
息の長い刊行を期待しておりますぞ。
第2特集は「編集者のフォント活用術」。
フォントには興味ないな、と思いきや、
『東京人』が取り上げられている!(p.90)
この4月からデジタル入稿を開始したそうな。
うーん、ぜんぜんわからん。生活日報での解説を(勝手に)待つ。
最後に、柴崎友香インタビュー。(p.145-148)
「WHOSE DESK?」という、誰の机か当てるクイズみたいな形式で、
ぼくがこうして書くと毎号楽しみにしている読者にネタばらししてしまう!
と心配したが、目次を見ると、「Whose desk? 柴崎友香氏」と書いてあった。
だから許して。(誰に?)