青春記を読むよろこびとは

地図を創る旅―青年団と私の履歴書


どうやら、他人の青春が気になるらしい。
そして、俺はまだ、その年じゃない、だいじょぶ、とか、
えー、この年でこんなことまで。間に合ってない!とか思う。
しかしまあ、いわゆる青春て時期は、もう終わったのかね。
どうですか、同世代のみなさん、70年代生まれの青春は。


地図を創る旅―青年団と私の履歴書』(白水社
今、読んでいるのがこれ。とても面白い。
平田オリザの文章は、とてもわかりやすい。
この本はしかも演劇論集とかではないから、
気楽に読めるし。卒論の部分はちょっと退屈したけども。


青春記、いくつか。


北杜夫どくとるマンボウ青春記 (中公文庫)』(中公文庫)
新潮文庫が手に入りやすいと思うのですが、
僕が読んだのは中公だったので、これを。


松浦弥太郎最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)』(DAI‐X出版
高校を辞めて、英語も出来ないのにアメリカ放浪。
すげー。「旅する本屋」に会いたかった。
COWBOOKSの営業時間が短くなったのが心配。


ポール・オースタームーン・パレス (新潮文庫)』(新潮文庫
小説だけれども。餓死寸前になるところがいい。
再読の機会を、ずっとうかがって果たせていない。


小澤征爾ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)』(新潮文庫
世界の小澤、原チャリ(?)でヨーロッパ目指して、
指揮者として世界に挑戦する。すごすぎるよ、ほんと。
陸路だもんなあ。