本をたくさん買った日記(再び)
池袋のどこかで古本まつりがあったはずだ。
Web読書手帖で日程を確認。
池袋西武新春古本まつりにゆくことにする。21時までだ。
たぶん、ここの古本まつりは二度目。池袋西武・イルムス館2階西武ギャラリー。
僕は、まわりにいるヒトが気になってしまうので、
自分の進みたい方向にヒトがいるとそっちには行けなくなって、
誰もいない島を目指してしまう。そうすると、見落とす棚がありそうで、
非常に緊張する。欲しい本があると指を折る。覚えてるつもり。
最初に見つけたコレを買い物カゴにいれて、ぐるぐる回る。
平野甲賀『平野甲賀 装丁術―好きな本のかたち (シリーズ日常術)』(晶文社)
これは古書日月堂の棚で見つけた。
で、あっという間に閉店時間がやってきて、折り曲げた指を数えながら、
カゴにすたすたと本を重ねていく。む、『東京人』がでかくて入りにくい。
買った本。
平野甲賀『平野甲賀 装丁術―好きな本のかたち (シリーズ日常術)』(晶文社)
瀬戸山玄 『彼女の居場所―東京リアリティー』(文藝春秋)
橋口譲二『それぞれの時―都市で暮らす 一人の部屋』(草思社)
小松左京『読む楽しみ語る楽しみ』(集英社)
高階杞一『キリンの洗濯』あざみ書房
『東京人』10月号 1997 No.121 「私鉄沿線カルチャーマップ」
買いすぎだ。
夢民でカレーを食べる。
古書往来座*1にゆく。
まだ行くのか!
すでにビニール袋は、ぱんぱんですよ。
雨も降っているのですよ。
でもゆく。
夢民のすぐむかいだもの。
しかし、ここに来るときゃ、いつも閉店間際だ。
往来座のお姉さんは、いつも笑顔が素敵だ。
今日は、往来座で買った本と、西武の袋に入った本とを、
まとめて大きな袋に入れてくれた。ありがとう、お姉さん。
ちょっと、よくない勢いがついている。買いすぎだ。依存だ。
欲しい本と読みたい本を、しっかり見極めるべし。
あ!そうそう、西武の古本まつりで、
中村智子『『風流夢譚』事件以後』(田畑書店)を見つけた。
欲しい!と思ったが、図書館に入っていることは知っていたので、
2100円もしたし、やめておいた。ちゃんと勉強するためには、
買ったほうがいいのだろうとは思うけれども、じっさい、
あんまし勉強したことないのよ、そういう動機で買った本は、
ほこりをかぶっているだけなのよ。
よく見極めました!
今日買った本を眺めると、キーワードは、
「東京」「ルポルタージュ」「読書」だね。
どういう本は、買ってよいか、見極めるべし。