文庫、夜半過ぎまで
靴ひもほどけたまま、ダッシュ。
なんとか電車に間に合った。車内で靴ひもを結び、
さっさと送品表チェックして『天人』を。
車中のとも。
後藤正治『天人 深代惇郎と新聞の時代 (講談社文庫)』(講談社)
店まで歩いている途中、また靴ひもがほどけてしまった。
きちんと身をかがめて結ばないと、だめね。
昼休みも、珍しくケータイを放っておいて、
文庫を開く。安達っちゃんを追悼する本田の文章、しみる。
棚卸しに向けていろいろ片づけておいたおかげか、
早々に退勤できた。これを常態に、できたなら。
車中のとも。
後藤正治『天人 深代惇郎と新聞の時代 (講談社文庫)』(講談社)
深代天人は、朝日文庫で新装版が出てるのか。続編も。
後藤『天人』単行本の刊行が、後押ししたのかしらん。
新装版が出たのが2015年。後藤『天人』単行本は2014年。
洗濯機が止まるまで、と文庫を手にしたのが運命の分かれ目。
止められない。途中、『もうヤバい、ここまで!』と文庫を置いて、
洗濯物を干すことに成功するも、ふとんに入らず再び文庫に吸い寄せられて。
1時半を回ってしまいましたよ、ああ、久しぶりだな、こういう読み方。
読了。
後藤正治『天人 深代惇郎と新聞の時代 (講談社文庫)』(講談社)