ひそかに配られる花束

よるのかえりみち


今朝も、月と明るい星ひとつ。
駅まで小走り。風邪はもうすっかり抜けたが、
左足ふくらはぎが、痛い。これはなんだろう。


入荷の束数、51ならイチロー、49ならクロマティ
とか語呂合わせで頭に入れるのだが、今朝のは、
58、でゴヤファーストネームは。


昼休憩のとき、郵便を出しに屋外に出たら、
上着を着ていなかったのにもかかわらず、
とても暖かかった。陽射しのちから!


車中のとも。
檀一雄太宰と安吾 (角川ソフィア文庫)』(KADOKAWA/角川学芸出版


私は弱虫だからか、頭が悪いからか、
借金、というカラクリが恐ろしくて仕方ない。
有名な、アレが登場。ぞくりとしますな。

「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」(p.43)


太宰治と読書」も面白かった。
気に入った本を繰り返し読む、というのがいい。


購入。
飛ぶ教室 44号 2016年冬 (金原瑞人編集号 えっ、詩? いや、短歌! それとも俳句?)』(光村図書出版
みやこしあきこ『よるのかえりみち』(偕成社


生活クラブで配布している「本の花束」という本の紹介誌*1で、
妻が面白そう、と言っていた絵本を買ってきた。
この「本の花束」というのがけっこう面白くて、
じっさい、気になる本が何冊も紹介されている。


生活クラブを利用している人しか目にする機会がないのだろうが、
誰かに本を読みたい気持ちにさせるうえで、かなりの効果を持つ媒体では
ないだろうか。こういうところにも、日本の本環境を支える人が、
活躍しているのだ。ありがたや、ありがたや。