本屋を、忘れるな

蒼井優 写真集 『 A DREAM 』


今日、またひとり、すてきな先輩とお別れ。
最後に、お昼をご一緒して、本の話ができてよかった。
ほんとに、またいつか、本屋さんに戻ってきてくれたら、
僕はとても嬉しいです。遊びに行きますよ。


帰宅すると、娘の頬に傷。自傷行為
初めて保育所に一時預かりをしてもらったのだ。
保育士さんからのメモで、娘の様子を読むと、
なんとも愛らしくてにやけてしまう。親バカ、バカ親。


車中のとも。
堀江敏幸回送電車 (中公文庫)』(中央公論新社


「息継ぎの方法」を面白く読む。これはしかし、
まちがいなくカーヴァーと村上春樹の登場に
よっていると思われ。柴田元幸の名前も登場。
「身体よ、忘れるな」(p.121-127)は、
読書の快感・興奮の好例を示して快哉

脈絡なく手に取ってきた書物と書物のあいだに思いがけない橋が架かってそれがまたべつの橋につながり、やがてひとつの大きな網状の交通路ができあがる。その節目をなす架橋の瞬間は鮮明な身体感覚として蓄積され、橋の数に比例して読書の快楽も増していくのではあるまいか。(p.121)


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
庄司薫赤頭巾ちゃん気をつけて (新潮文庫)』(新潮社)
「yomyom」編集部『作家の放課後 (新潮文庫)』(新潮社)
上田義彦蒼井優 写真集 『 A DREAM 』』(ワニブックス


『赤頭巾ちゃん気をつけて』著者による、
新しいあとがきもついてます。
『作家の放課後』『yomyom』などに掲載された、
作家さんのエッセイのアンソロジー、文庫オリジナル。
酒井順子の古本街詣でが気になる。なんでも、
南陀楼綾繁さんに案内されているそうな。
そんなエッセイ掲載されてたんか、知らなんだ。


『A DREAM』蒼井優の本は、気になる。昔、一冊だけ買ったが、
読まないまま、一箱古本市に出してしまった。 たしか、
シュリンクすら剥かないままだった気がする。うーむ。