境界線を越えて

ライン・オン・ジ・アース


いただきました。
小野博『ライン・オン・ジ・アース』(エディマン)


これからも、いくつもの境界線を越えていくのだろうけど、
ある日、足がすくんでしまうときが来るような予感がする。
そのとき、境界線の向こう側でぼくを呼ぶのは、誰だろう。
ぼくは、再び、歩き出せるのだろうか。

国境は、目に見える物理的な境目というだけではない。目に見えない境目も存在する(p.109)