一寸先のかぐわしさ

Meshi 飯


車中のとも。
足立倫行『1970年の漂泊 (文春文庫)』(文春文庫)
面白いね。先のわからない旅、というか、人生、
その一歩一歩の息遣いに、ひきこまれる、
23歳になった、という記述に少しだけ、
少しだけ苦痛を感じる。


自分の23歳のころを、
よく思い出せない。
思い出したくないだけなんだろう。
他人の思い出を読みふけり、
自らのことは、家賃の心配ばかり、
それでおーけー。早く寝ましょう。


気になる新刊。
野呂邦暢愛についてのデッサン――佐古啓介の旅 (大人の本棚)』(みすず書房
梶尾真治時の風に吹かれて』(光文社)
高橋三千綱明日(あした)のブルドッグ』(草思社
服部文祥サバイバル登山家』(みすず書房
梁石日シネマ・シネマ・シネマ』(光文社)
福田浩、田島一彦、ピエブックス、中西隆良『Meshi 飯』(ピエブックス)
インテリアを成功させるヒント201―インテリアの疑問に応える写真入りマニュアル』(トーソー出版)