自転車とは、ごぶさた

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖


気になる新刊。
兎本幸子『えんぴつ1本ではじめる イラスト手習い帖』(MdN)
かまわぬ『かまわぬの手ぬぐい使い方手帖』(河出書房新社
岸本千尋剣道日本編集部『写真で学ぶ全剣連居合』(スキージャーナル


ゆうべ、『超実践!ブログ革命―共感が広がるコミュニティ作り (角川oneテーマ21)』したので、
車中のともはこちら。
吉田戦車吉田自転車 (講談社文庫)』(講談社文庫)
面白い。ニヤニヤしそうになるのをこらえる。


p.17「『味噌くせえ』なんで思ったりするのだろうか」
「なんで」→「なんて」
p.27「そしてガラメと敵怪獣の着ぐるみ」
「ガラメ」→「ガメラ
それぞれ、間違いだとは思うが、相手が本だけに尋ねられず。


そういえば、『伝染るんです』を中学生のときだかに購入して、
中の白ページのイタズラにまんまとはまって、
本屋さんに「間違いでないですか?」と聞きにいったことを思い出す。
「ほかの本も、全部こうなってますね」と、店員さんも困惑していたっけ。
くそ、吉田戦車め!


しかし、そういういたずら心にあふれた吉田先生の本に
おそらく本当のミスで誤表記が出てしまうのは残念ですね。
昔の、ユニークな試みまで汚されてしまう感じ。


鬼平にも、何箇所かあったな、そういうの。
手書き原稿の字が汚い、とかなのかしら。


とまあ、久しぶりに違う本を読んであふれんばかりの感想文だが、
自転車に乗りたくなったりなんだり。面白く読ませてもらっております。


購入。
池波正太郎新装版 鬼平犯科帳 (9) (文春文庫)』(文春文庫)