川越ツアー。

東京の仕事場


今日は、ついに、
ミステリーファンのための古書店ガイド (光文社文庫)』ツアーだ。
車で、川越へ。p.68-69。


川越街道をゆくと、ブックセンター川越発見。
コミックが多い。文庫もたくさんあった。
値段がついてないと思ったら、ルールが貼り出されていた。
定価の下二桁を切り捨てたのち、半額。
350円→300円→150円、てな具合ですな。


購入。
松本隆風街詩人 (新潮文庫)』(新潮文庫
いしいしんじぶらんこ乗り (新潮文庫)』(新潮文庫


本川越駅まで行って、駐車場に車をとめる。
20分、100円。駅ビルにリブロが入っているらしい。
・・・新刊書店だけど、行くか。
東京の仕事場』(ギャップ出版)を発見。
平凡社から増補版の『新・東京の仕事場』も出たが、
ぼくはどうもギャップ出版の方がよかったんじゃないかと思っていた。
実物を見て、やっぱし前の方がよかったな、と。
もちろん、増補版では十人分の新しい仕事場紹介があるし、
内容では新しい方を欲しいんだけど、装丁ならギャップ版。
あれ?増補版でたらふつう、旧版は返品しちゃうのではないか?
リブロの店員さんもギャップ版を応援しているのかしら。
散々迷って、買わず。


希林堂書店。入ってすぐ、通路両端の本棚しかないのか?
店のスペースのほとんどは倉庫として使用しているのか?とがっかりしたが、
レジの前を通ってお店の中のほうに回りこめた。でも全体的に整理中の印象。
ビニールの中に入っている本が多く、本を大事にしているんだな、と感じた。
児童文学についての本がたくさんあった。
青木正美古本屋四十年 (福武文庫)』(福武文庫)が、
ビニール入りで2冊売っていた。1冊購入。


次は、ブックオフ本川越店を探すが見つからない。
うろうろしてたら、あった!なじみの看板を発見。
古書店ガイドの地図の位置よりも北のほうじゃないか。
訪ねるひとは、気をつけてね。希林堂よりも、北ですよ。
ここは、新書が文庫の近くになくって、探すのが大変だった。
購入は、次の2冊。
松本隆風のくわるてつと (新潮文庫)』(新潮文庫
田村隆一ぼくの憂き世風呂 (集英社文庫)』(集英社文庫
もう今日は、松本隆みつけたら、買っちゃおう、ぐらいの。
田村隆一のは、なんか銭湯について書いてある本で、
小沢昭一とか小松左京とかと、実際に銭湯に行ってる。
ねじめ正一の解説にもあるが、対談+紀行文+エッセイ、みたいな。


ホワイト餃子とかいうお店に入る。ラーメンがうまい。安いし。
餃子もおいしかったが、にんにくが入っていないからか、ちょっと物足りない。


ほんだらけ川越店。まずは地下へ。
本棚は、小さなジャンルブロックを集めた蜂の巣のようなイメージ。
別冊太陽の落語のやつがあって、思わず読みふけってしまった。
花緑さんとか、すごく若い。奥のほうに、図書館のような文庫コーナー。
スチールっぽい本棚のせいかしら。古めかしい文庫が多いせいかしら。
2階はコミックばかりで用はないと思っていたが、
途中まで集めていたコミックを見つけて買ってしまう。
水島新司球道くん 5 球道の挑戦 (スーパー・ビジュアル・コミックス)』(小学館
他には、ちくま文庫を1冊。
実相寺昭雄星の林に月の舟―怪獣に夢見た男たち (ちくま文庫)』(ちくま文庫


雄文堂にも行ったが、そこでは何も買わず。
『東京人』の東京みやげの号があったが、あまりきれいでなかったので、
パス。ちょっと、荷物も多くなってきていたしね。


帰りに、疲れた身体に鞭打って、新河岸駅前に駐車。
頭突書店を探す。もう真っ暗だ。藤間74-13ってどこだよ?
駅の北川、線路沿いをこっちじゃないかというほうにしばらくすすむ。
あった!ありました。閉まってたけど、発見できて満足。
ただ、しばらく営業してないんじゃないかって様子だった。
いつかお店の中をのぞけることを期待して、車へ戻る。