2007-03-12 通り過ぎた日々 車中のとも。 角田光代『いつも旅のなか』(アクセスパブリッシング) 実に久しぶりに電車に乗った。 直射日光を避けるため、変な本の持ち方。 となりのお姉さんに、読ませているような角度。 「旅と年齢」での光代の気づきは、重い。 なかなか、認めたくないだろなあ。 俺にも、きっと、既に何かの、 通り過ぎてしまった日々が、ある。 まだ通り過ぎてしまったことに気づかないまま。