揃えておくれよ!

新装版 鬼平犯科帳 (4) (文春文庫)


驚愕の事実。
鬼平の文春文庫、なんと、表紙に「新装版」と書いてないものが!
ど、どういうことなんですか。奥付を見れば、ちゃんと新装版なれど、
表紙、背表紙にはなにも書いていない・・・。


と、いうことで、四巻が買えなかった。
だって、ずらりと並べたときに、混ざってたらなんか、
いやな感じじゃないですか。ただ、すでに買ってしまった三冊に、
もしも「新装版」表記なしのが混ざっていたら・・・。


いったい、なぜに新装版と書いてあるのとないのがあるのダヨ。
気がついてしまったら、新装版以外は買えませぬ。買えませぬ。
いくつかの本屋で探してみたが、なぜか四巻は「新装版」でない。
今日はもう、あきらめようかと思いきや。


飯田橋、深夜プラスワン。ありました!
池波正太郎新装版 鬼平犯科帳 (4) (文春文庫)』(文春文庫)
池波正太郎新装版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)』(文春文庫)
購入。


4年ぶりの友人と杯を重ねてほろ酔いのあたまにも、
しみいる鬼平、ああ、なんというよろこび。
帰宅して、棚に並んだ鬼平の、二巻と三巻には、
「新装版」の文字、見当たらず。


車中のとも。
向井透史早稲田古本屋日録』(右文書院)
読み始めました。朝は、鬼平を切らしていたので。
いやー、なんですか、これは。随筆!て感じの。
名短編、ですね。この短さが、すげえ。
「古本長者」まで読んだ。あああ。


しかし、帰りの電車では鬼平に返り咲き。
どうすんだ、おれ。日がな一日、読み暮らしたい。


気になる新刊。
岡田昇『SOUL―知床 岡田昇写真集』(響文社)