このバスはどこに行くの?

読了。
角田光代恋するように旅をして (講談社文庫)』(講談社文庫)


よかった。
「Where are we going?」も、よかった。
行き先のわからないバスに乗りこむみつよちゃん。
うーむ。


この人が文章を書いていなかったら、
こんなにも波乱万丈なデキゴトは、
数十年後には土に還ってしまっていたのだなあ。
書いてくれて、ありがとう、みつよ。


沢木耕太郎と、角田光代と、アジアの国を旅する文章を読んで、
それらの国々に対して、なんとなく親しみを増している。
でも、それは、ほんとうに、なんとなくな親しみでしかなく、
この種を育てるには、水をやり続けなきゃなのだ。


俺も、またいつかひとりで海外とか、行くのかなあ。
うーむ。今日は、ぜんぜん、行く気がしないなあ。