読書と第三の消費スタイル

読んでいる。
野村総合研究所『第三の消費スタイル』(野村総合研究所広報部)*1


第8章の途中まで読んだけれど、途中でふと、
おんなじことを繰り返し言ってるような気になる。
何人かで書いているからなのかしら。
特に第7章の終わりの部分とか。
日本人は健康に対する不安がもっとも強い、って、
第6章の冒頭でも聞きましたけど。


この本の中身を編集しなおして50ページくらいの本にして、
500円くらいで売ってもいけるんじゃないかしら。
まさか第三の消費スタイルでいう「考えていない消費者」むけに、
1800円で売っている、ってことじゃないですよね?


単行本の値段って、どのくらいが値ごろなのか。
1800円って、ちょっと高いように思う。
いや、これ、借りて読んでいるけどさ。


まあ、極端なことを言いましたが、
実際、自分の仕事や生活に役立てようとすれば、
興味深い部分を拾って編集しなおすくらいの「勉強」をしないと、
ということを考えました。内容から連想した部分もあるけど、
なんか、頭使って生活してるんだろうか、はたして、ぼくは。
とか思っちゃったりして。


本を買う、という行為について考えるなら、どうだろう。
本に対して所有欲がなくて且つ経済性を重視するなら、
図書館がなんといってもダントツ安い。無料だし。
自宅に本用のスペースを必要としないというのも、
大きなメリットだ。


あ、でも、所有欲があったら、商品に対するこだわりって、
絶対出てくるような気がするな、本だったら。んなことないか?
本を買うときに安ければよい、って思う人、いるのかしら。
時間つぶしに本を読みたいけど、とにかく安くなくちゃいや、
みたいな。


古くてもいいから安い本がいいか、高くても(定価でも)いいから新しいのがいい、
という分かれ方はあるだろうね。あ、これ、再販制度とかあるから、
普通のマーケティングの話より、条件が複雑になっているのか。


また今度、ゆっくり考えよう。