夢見るようなシンクロニシティ
iPodを聴きながらラーメンをすする。
曲が終わり、つかの間の沈黙。イヤホンで作られた密閉感。
遠くから、聞き覚えのあるイントロが聞こえてきた。
ああ、サニーデイだな。しかし、遠いな。
違う、これは、ぼくのiPodから流れているのではない。
奥田民生の「俺は知ってるぜ」が割り込んできた。
ストップ!ストップ!イヤホンをはずす。
有線か?サニーデイ・サービス「夢見るようなくちびるに」だ。
今日は、帰ってからやることがあるから、
ラーメンを食べて帰るんだ。今日は、
いいんだ。外食しても、いいんだ。
Tシャツでは、ちょっと寒い。
かばん抱えて走って帰った。
上口蓋(?)がひりひり。
購入。
荻原魚雷『古本暮らし』(晶文社)
若干、財政難である。が、この本の、帯がいいじゃないか。
本が好きでかつ財政難なヒトは、もう、買わざるを得ない。
ほしい本を見て悩む。
明日からの生活費のことを考える。
でも、買っている。
古本暮らしは、愉しく、辛く、幸せだ。
古本屋巡礼が散歩。
読了。
谷川俊太郎『詩を書く―なぜ私は詩をつくるか (詩の森文庫)』(詩の森文庫:思潮社)
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
斉須政雄『少数精鋭の組織論 (幻冬舎新書)』(幻冬舎新書)
宮本輝『新装版 青が散る (上) (文春文庫)』(文春文庫)
宮本輝『新装版 青が散る (下) (文春文庫)』(文春文庫)
フィリップ・トルシエ『オシムジャパンよ! 日本サッカーへの提言 (アスキー新書 011)』(アスキー新書)
麻倉怜士『やっぱり楽しいオーディオ生活 (アスキー新書)』(アスキー新書)
樽見博『新書375三度のメシより古本! (平凡社新書)』(平凡社新書)
木全賢『デザインにひそむ〈美しさ〉の法則 [ソフトバンク新書]』(ソフトバンク新書)
夏目雄平『カラー版 小さい駅の小さな旅案内 (COLOR新書y)』(洋泉社新書)
イチハラヒロコ『雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて青春の影を歌いながら「悪かった。やっぱり俺…。」って言ってむかえに来てほしい。』(アリアドネ企画)*1
『ウィンドウズXP毎日使う便利技「ぜんぶ」! (TJ MOOK)』(宝島社)
岩合日出子、岩合光昭『10ぱんだ (福音館の科学シリーズ)』(福音館書店)
室田泰弘『YouTubeはなぜ成功したのか』(東洋経済新報社)
笹幸恵『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)
青柳いづみこ『ピアニストは指先で考える』(中央公論新社)
谷川俊太郎『詩ってなんだろう (ちくま文庫)』(ちくま文庫)
斉須政雄は、『調理場という戦場』のひとですね。*2
『青が散る』は、とても面白く読んだ。高校生のときだったか、学生時代か。
字が大きくなって上下巻に分かれたそうな。うー。あのずしっとした重みも、
魅力のひとつだったようにも思うが。重い方がいいヒトは、ブックオフへ。
『オシムジャパンよ!』中田英寿について書かれたとこだけ読んだ。
トルシエって、もうだいぶ前の監督なのだね。ジーコとトルシエの間って、
いたっけ?カルロス・ゴーン?そりゃ日産の監督だ。監督じゃない。
中田の「個人主義」的たたずまいが気になる。
けっこうきつい生き方なんじゃないかしらん。
トルシエは中田の引退した理由というか心境について、
29歳にして「もうピークは過ぎた」と思ったのだろう、
みたいに言っていたのだが、そうなのよね。
ヒデって、あたしみたいな素人からはあんまし想像もつかないくらい、
すごいレベルでサッカーしてたんだろうね。
で、もうサッカーじゃないところで、生きていこうって。
29歳。あたしも、29歳。何かのピークに達したかしら。
まだまだ本のある世界で、生きていくわよ。
アスキー新書の装丁は、好きだ。
青がきれいだ。普段着で白シャツに青タイみたいな。
イチハラヒロコ。『この人ゴミを押しわけて、はやく来やがれ、王子さま。』は、
1999年の本ですか、いやーずいぶんたったね。
そちらは開いたこともないのですが、新刊のほうは、
ぱらぱら見てみた。作品を駅とかでも展示したりしたのね。
人が一緒に写っている写真とか見ると、なかなか刺激的。
俺にもできる、と思ってしまうのも、いわゆる「傑作の条件」なのか。
ちくしょう。
吉川晃司との対談も収録。ハービー山口が二人を撮影。
『ウィンドウズXP毎日使う便利技「ぜんぶ」! 決定版』
こいつ、昨年出た『ウィンドウズXP毎日使う便利技「ぜんぶ」! (TJ MOOK)』の増補版。
こんなの出るってことは、XPユーザーは、まだまだいる、
ってことなのよね。ってことは、Meユーザーも、少しはいる、
ってことなのかしら。Windows Me をもてあましているあなた。
今後の使い道を、教えていただけませんか。
『10パンダ』
ページをめくるたびに、
一頭ずつ増えていくパンダ。
*1:『雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて青春の影を歌いながら「悪かった。やっぱり俺・・・。」って言ってむかえに来てほしい。』
*2:『調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 (幻冬舎文庫)』(幻冬舎文庫)、『調理場という戦場 ほぼ日ブックス』(朝日出版社)