とほんおさめ2020「名残り」

病と障害と、傍らにあった本。

 

約束のミーティングを一本。

決められたタスクをクリアするのは、

たいへん、心身をほぐしてくれる。

 

たまったタスクからの視線を感じるのは、

たいへん、心身をこわばらせることになる。

 

こわばりをほぐそうと、

外へ飛び出す。

 

車中のとも。

南木佳士『根に帰る落葉は』(田畑書店)

 

「岩鏡巌をよぢ来し掌のほてり」良かった。

あっしも老いてから山に入門できるかしらん。

そんなことを夢想しながら、商店街を抜けて、

とほんさんへ。

 

購入。とほん。

病と障害と、傍らにあった本。』(里山社)

群像 2020年 12 月号 [雑誌]』(講談社

橋本亮二『本を抱えて会いにいく』(十七時退勤社)

小野明:編『絵本の冒険 「絵」と「ことば」で楽しむ (Next Creator Book)』(フィルムアート社)

 

『群像』には、スナガワさんの文章が載っている。

ならば、ここで買わねば!な一冊。そんな一冊が、

他にもたくさんあったけど、欲しい気持ちとか、

そのときの気分とか、いろいろな要素があって、

この4冊(予算オーバー)。オーバーついでに、

名残惜しみの会話をしながらポストカードも追加。

 

例の、すばらしいトートバックのイラストが、

ポストカードに!!20枚くらい欲しかったが、

3枚だけ買った。誰に書こうかな。

 

年末の挨拶に行ったのに「よいお年を」言いそびれた。

SNS世界の弊害か、いつでもつながっている気がしているのかな。

来年もまた、スナガワさんに会いに、とほんさんへゆこう。

 

西大寺で乗換える際、改札を抜けて古本屋蝶野へ寄る。

外の棚がガラガラだったので胸騒ぎがしたが、

中に入って棚を眺めていると、店主が商品を少しずつ、

外に運んでいるように見えた。品出し中だったのか。

 

購入。古本屋蝶野。

佐藤泰志きみの鳥はうたえる (河出文庫)』(河出書房新社

開高健『人とこの世界』(中公文庫)