本、についての、本、について

海の本屋のはなし―海文堂書店の記憶と記録


梅雨の晴れ間。
上の子を小学校へ(途中まで)、
下の子を保育園へ送ってゆき、
ひとりの休日。


今日は、図書館に本を返しにいかねばならない。
図書館に本を返しに行くついでに、図書館で、
ゆらゆらと本を読めるかもしれない。
何を読もうか。自宅本棚にて、
候補の本を吟味する。


読了。
『ライフ 本とわたし LIFE the book and I FALL 2017』(ライフ:疋田千里・西子智)


この冊子をいつどこで買ったか思い出せない。
1003だったか、みつばち古書部だったか。*1西子さんの文章に、
学生時代のころを少し思い出したり。


外食するときのメニュー選びはさっさとすませてしまうのに、
読めるかどうか分からない携帯本を選びきれずに、
どんどん休日を消耗してしまうのはなんなのか。
1003で買ってきた本たちから、えいやと選び、
ようやく、家を飛び出した。途中、
コーヒーと軽食を取る。


コーヒーのとも。
『本屋の本の本(壱)』(BBB製作委員会)

コミュニティーとしての本屋の可能性、これはネット時代に対抗する安直な思いつきのひとつだ。(p.7)


ロバート・ハリスって聞いたことある名前だが、
『エグザイルス・ギャング』(幻冬舎アウトロー文庫)は知らなかった。


『海の本屋のはなし』と『本屋、はじめました』は書影がない。
苦楽堂からOKもらえなかったのかな。


取り上げられていた本。
須賀敦子コルシア書店の仲間たち (文春文庫)』(文藝春秋
ロバート・ハリスエグザイルス・ギャング (幻冬舎アウトロー文庫)』(幻冬舎
北尾トロぼくはオンライン古本屋のおやじさん』(風塵社
大井実『ローカルブックストアである: 福岡 ブックスキューブリック』(晶文社
平野義昌『海の本屋のはなし―海文堂書店の記憶と記録』(苦楽堂)
中村和恵日本語に生まれて――世界の本屋さんで考えたこと』(岩波書店
宇田智子『本屋になりたい: この島の本を売る (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房
辻山良雄『本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録』』(苦楽堂)
奈良俊行、田中淳一郎『街の本屋はねむらない (現代書店業)』(アルメディア)
村上信明『出版流通とシステム』(新文化通信社)


読了。
『本屋の本の本(壱)』(BBB製作委員会)
(弐)では、紹介するすべての本の書影が掲載されることを期待。


図書館の利用カードを忘れてきたので、
本を返すだけで新しく借りることはできなかった。
『ニュースの索引』、新聞の書評欄を読み回っていたらあっという間に1時間。
久しぶりにたくさんの新聞書評を読んで楽しかった。
同じ本の書評をいくつかまとめて読むと、
読みたい気持ちがグッと深まる。


帰ってきて、先日の「読んでいない本について熱心に語る試み」の記事をあげる。

*1:ちおさん店番のみつばちだった:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20171122